扶養的財産分与

扶養的財産分与とは、離婚することで当事者のどちらかの生活が苦しくなる場合に、生活を助けるために行われる財産分与のことです。
あくまでも生活が安定するまでの物であり、必ず認められるとも限りません。
そもそも、法律上は離婚した夫婦は他人になるので、扶養義務はないのですが、例えば「妻が専業主婦だったために、収入の格差が生まれた」という場合などに認められます。
とはいえ、「楽して暮らしたい」という人を保護する制度ではないので、認められるためにはいくつかの条件があります。
「高齢や病気などの理由により、仕事に就ける見込みがない」「実家などからの援助が受けられない」「請求される側に経済的な余裕がある」「清算的財産分与や慰謝料的財産分与では、生活を安定させることができない」などです。
逆にいうと、ある程度の収入が見込める状況であれば、認められないということになります。
金額や期間は、個々の事情によって変わってきますが、月に数万円を1~3年間支払うというのが一般的です。
また、一括で支払うというケースもありますが、選べるならそちらのほうがよいでしょう。
分割払いだと、相手が途中で仕事を失ったりして、支払えなくなるおそれがあるからです。テクスチャー16

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